条件が良ければ、秋や冬後半には妙見岳より有明海上空に広がる雲海から覗く天草群島がお楽しみ
頂けることもあり、運よくこの雲海に巡り合われたお客様は一様に写真撮影を楽しんでおられます。 更に、平成2年に噴火した普賢岳山頂に新たに噴出した溶岩が固まって形成された「平成新山」も間近に見ることができ、 従来からの見どころであった景色と植物と合わせてその景観を楽しまれる乗客の方々も増えております。 |
切符発売窓口と併設の売店「ロージーショップ」。昭和32年の開業から長年にわたり無事故でお客様をお運びし続ける祖父と孫のロープウェイ
〝ロージー“達が、長年山の上から見守ってきた有明海で取れる海産物や、妙見岳の四季を印刷した特注包装紙に包んだお菓子などを販売しております。海産物の中には、
帰りのお車の中ででも皆様でポリポリ食べて頂ける美味しい【そのまま食べるあご】や【雲仙名産湯せんぺい】なども販売しており、好評を頂いております。 また、店内にはポーランドの童話作家巨匠ユセフ・ヴィルコンが雲仙復興の為に書き下ろした「THE MOUNT UNZEN(邦題:黒い山)」 に登場する動物の縫いぐるみたちが所狭しとちびっこのお客様をお待ちしております。是非お立ち寄りください。 |
山頂からの展望は島原半島を一望でき海を挟んで天草諸島や九州山脈の山々大気の澄み切った日などには遠くは五島、霧島、桜島を望むことができます。 また、雲仙ゴルフ場や雲仙湯町も見下ろすことができ、その町並みにはまるでスイスの集落を上から見下ろしているような景色が楽しめます。 |
島原半島を再現したミニチュアを設置しており、実際の自然の景観を眺めながら、名所史跡がわかります。 室内設置の自動販売機にてお飲み物をご用意しておりますので、ゆっくりお楽しみください。 |
山頂展望台から妙見岳展望所へ上がる場所に、島原半島、雲仙火山の成り立ちや、噴火の歴史、など 交えながら平成噴火のあらましを解説したボードを掲げてありますので、休息のひと時ごさい。 |
妙見岳山頂付近に建立されている神社で、大乗院満明寺創建の頃、当時の思想として神仏同体の本地垂迹説がありました。 九世紀ごろ神仏習合説がおこり、平安時代の末期から鎌倉時代にかけて神社の本地仏が定められ、明治初期の神仏分離まで続いた 守護神として四面宮が祀られています。冬場に妙見駅から徒歩5分弱の妙見神社に続く道にかかる霧氷のアーチはとても幻想的です。 | ||
※ 四面・・・・・九州の四神といわれる 筑紫ノ国の白日別命(しらひわけのみこと) 豊ノ国の豊日別命(とよひわけのみこと) 肥ノ国の建日向日豊久士比泥別命(たてひむかひとよくじねぬけのみこと) 熊襲ノ国の建日別命(たてひわけのみこと) ※ 祭事 温泉神社(例祭 9月27日[3日間] 春季大祭 4月8日 風除祈願8月1日~2日 餅撒神事 9月23日) 普賢神社(例祭 9月27日) 妙見神社(例祭 10月29日) |